2012年9月23日日曜日

湯むきトマト格闘編

小ぶりなトマトを数個いただいたのだが、皮が固いよ、とのコメントが付いてた。
確かに触った感じも固いし、ヘタの近くが緑っぽいのもある。

しからば、と湯むきしてみることにした。
これが結構、手強かった。
お尻に十時の切れ目を入れてヤカンから熱湯という方法で湯むきできるかと思ったら、ビクともしない。皮が剥がれそうな気配もない。
ヤカンが空になっても変化なしなので、仕方なく鍋で煮る方法に変え、やっと。
それでも全部が綺麗にとれたわけじゃないけど…。


なぜ今回は上手くいかなかったんだろぉ。
と、ネットを彷徨ったら、湯むきも科学-トマトの皮はなぜ湯むきできるのか?というドンピシャな研究が。
中学生の研究だそうだ。丁寧かつ論理的な分析でわかりやすいし、素晴らしい。

彼らの研究から、上手くいかなかったのは未熟なものだったから、と考えればいいのかな。実も緑っぽいところあったわけだし。
皮が固いから湯むきして皮をとっちゃえばいいじゃん、という私の思考回路は根本的に間違いだったということになる。
恐れ入りましたm(_ _)m。

研究の中にあった、20秒以上加熱しても剥け方に変化はない、30秒を超えると実が柔らかくなりすぎてしまうという実験結果は知っておくと良いかも。
勉強になりました、ありがとう。




写真はその湯むきトマトで作った冷製パスタ。

苦戦した分、加熱時間はトータルで30秒は超えてたと思われ、茹でトマトに近くなってしまった模様。切ってる時には加熱したトマトの匂いがしてたっけ。
食べる時にはそういう匂いもなく、甘いトマトになっていたんだけど、それは塩麹の力量なんだろうか。単に冷えたからなんだろうか。


レシピのようなもの、は、トマトの湯むき工程以外はトマトと塩麹なササミの冷製パスタと同じなので省略。


皮の固いトマトは、どう活用すればいいんだろう。
ミキサーでガーっとして裏ごししてフライパンで煮詰めてトマトソース、っていうのがやっぱり王道なのかなあ。
そもそも青いやつは追熟させるべきだったのかも。
いやはや、まだまだ勉強不足だぁ。


おうちごはんブログランキング
酒の肴・おつまみブログランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿